数年前から、待ち針の代わりに手芸用クリップを使用することがとても増えました。
今回は、そんな手芸用クリップについて3種類のクリップの使いやすさについて書いてみようと思います。
その前に、手芸用クリップのメリットとして、
①生地を傷めない
待ち針と違い、生地に刺さないので穴もあかず生地を傷めません。
②厚い生地でも使用可能
厚手の布でもしっかりと固定してくれます。
③使いやすさ
待ち針よりも素早く位置を調整できたり取り外しも楽なので時間の節約にもなります。
④安全性
わたしの場合、待ち針を使う際には作業の途中や終わった後にどこかに落としてしまっていないかが気になり毎回本数を数えていました。その点でも、クリップはかなり気楽です。
今回は私が実際に使用している3種類のクリップの使い心地をレビューしたいと思います。
左:クロバー社クリップ(赤色)中央:100円ショップクリップ(紫)右:100円ショップクリップ(薄ピンク)
最初に結論を書いてしまいますが、個人的にはクロバー社クリップ一択です。
クリップに関しては「安物買いの何とか・・・」ということを実感しています。
最初にクリップデビューした頃は、
とにかく沢山のクリップが欲しかったので100円ショップのクリップも購入し、
小物入れにまとめて入れていました。
しかし、使うときに毎回クロバー社のクリップを無意識に手で探してしまうんですよね。
これが地味に無駄な時間で小さなストレスを感じていました。
どのような違いがあるかというと、
まず一番の違いは開き方。
クロバー社のものは簡単に大きく開きます。
わたしは自慢ではありませんが握力があまりありません。
そんな私でも、たいした力を入れなくてもパカっと大きく開いてくれます。
「右手で作業しながら左でクリップを開く」
この時に、大きな力が要らないというのは凄く楽です。
ちなみに100円ショップのクリップは大きな力を入れても開き方が微妙です。
これだと力を入れて開いても、生地を挟むときに生地がめくれたり引っかかたり。
何より力を入れる必要がある。というのは何度か続くと辛くなってきます。
別の100円ショップのクリップも同じく・・・。
開き方が微妙です。
こちらも薄ピンクと同じくらい力が必要です。
力が要るので指が痛くなるんですよね。
主観ですが、力の必要具合は
薄ピンク=紫>>>>>赤
くらい違うと思います。
続いて、これも開き具合と同じくらい気になる部分ですがつまみやすさについて。
よくみると形状が微妙に違います。
赤いクリップは指でつまむ部分にカーブがあり、こちらも少しの力と指先でしっかりと掴めます。
これに対して薄ピンクの方は指でつまむ部分が直線です。
この直線のせいなのかは何とも言えないのですが、結構滑るんですよね。
指でクリップを掴もうとしたときや、開こうとしたときに滑って飛んでしまうということが時々あります。
紫クリップも直線です。
というわけで、年末ということもあり今回思い切ってすべてのクリップをクロバー社のものにしました。
これで2025年のハンドメイドも気持ちよく楽しめそうです。
皆様の参考になれば幸いです。
◇クロバー社 仮止クリップ
◇Miharaの愛用品